キャンプで役立つ一口メモ/健康・安全管理
|ホームシック|やけど|軍手を濡らさないで|キャンプでぞうりは禁物|
ホームシック
正しくは、ホームシックネスと言います。母親から可愛がられて育った子がかかりやすく、小学校高学年でもかかることがあります。ふつうは、泣くことから始まり、頭痛や、腹痛を訴えますが熱はありません。やがて「お母さんに会いたい」「家に帰りたい」などと言い出します。一晩寝るとケロリと直りますが、夜になると再発することもあります。
下手に対処すると、いやな思い出として、子どもの心の中に長く残るので、みんなで寄ってあれこれかまわずに、お母さんに勝る優しいスタッフをっけて早く寝かせることです。
やけど
やかんからお湯を注ぐとき、子どもたちは手に手にコップか、食器を持って、それに入れてもらおうとします。これは、大変危険です。特にアルミの容器は、すぐに熱くなるので、子どもはあわてて手を離してしまいます。その拍子に熱演が飛び散り、手にやけどを負うことになります。テーブルの上にまとめておいてから注ぎ、みんなに配るようにしましょう。
やけどを負ってしまった場合は、水道の蛇口に患部をあてて、痛みがとれるまで(軽いやけどでも20分以上)水で流すのは、みなさん既にご承知のとおりです。
軍手を濡らさないで
やけど防止に、軍手を使いますが、火のついたまき等を触るとき熱いからといって軍手を濡らして使う人があります。これはかえってやけどの原因になってしまいます。濡れた軍手で熱いものをさわると、軍手の中で熱湯ができることになるからです。熱いものを触るときは、軍手を何枚か重ねて使う方が効果があります。
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愛知県大府市横根町名高山55
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